集中講座の参加者の出身地、年齢が公表されていましたので紹介します。集中講座としては最後の記事になるので、観光場所も紹介しようと思います。
出身地・年齢分布
出身地としては九州・関東・関西が20%ずつでほぼ同率、中部16%が続き、北海道・東北と中国地方が続くといったところでしょうか。北海道20名、東北6県合わせて18名なので、東北地方としてはかなり少ないですね。
年齢では30代が40%で最多で、年代が上がるに連れて減っていくようです。
実地研修のグループは同年代でまとめられており、ディスカッションしやすかったです。
小倉 観光
小倉といえば小倉城なのですが、集中講座期間中に小倉城にて小倉祇園太鼓なるお祭りが開催されていました。
小倉祇園太鼓
小倉祇園太鼓は小倉城を築城した細川忠興公が無病息災を祈り、城下町繁栄のため1617年(元和3年)に始めたものです。京都の祇園祭りを取り入れたとのことで、名前に『祇園』が入っているんですね。当時から鼓、笛を用いていたようですが、時代の変遷に合わせて少しずつ形を変え、現代では摺り鉦(すりがね、打楽器)の音に合わせて山車につけた太鼓を叩く独特の形態になったようです。
毎月7月の第3土曜を含む前後3日間(金~日)に開催されるようです。2024年は7月19日~21日に開催されたので、集中講座中に参加することが出来ました。
ホテルで休んでいたら太鼓の音がしたのでびっくりしました。
町中ではあちこち山車が練り歩いていて、小倉城には出店がでていました。
若い人、特にこどもも参加していて楽しそうでした。個人的にすごく気になったのが冷やしキュウリです。
冷やしきゅうりの屋台。すごく興味があったのですが、お金を持ち歩いていなかったので買えませんでした。屋台の数は多く、食べ歩いている人も多かったので、人気なんだと思います。
小倉城
小倉城の敷地には自由に出入りできますが、一部観光券を買う必要があります。
小倉城の入城料金は一般350円
(2施設:小倉城、小倉城庭園との共通券560円、3施設:上記+松本清張記念館700円)です。中高生、小学生は割引があります。
こちらも非常に興味あったのですが、お金を持ち歩いていなかったので入城できず・・・。
小倉城 公式HP:https://kokura-castle.jp/
HPを見ていると、夜のライトアップや、夜だけのショー、ダイニング、バーなどあるようです。
北九州には宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の舞台として有名な巌流島があります。
小倉城にも決闘のシーンの像が立っています。佐々木小次郎の足元の波がおしゃれですね。
北九州は工業の街
小倉は有名な北九州工業地帯の一部です。北九州工業地帯はかつては日本の4大工業地帯の1つでしたが、現在では生産規模の縮小から、工業地帯には含まれなくなっているようです。観光で訪れた身としては、沿岸には工場が立ち並んでおり、どこか寂寥感がただよっています。
特に夕暮れ時はきれいでした。海が近く、工業地帯が多いためか、夕方は町全体が暗くなります。夕日が沈み始めると、オレンジの街燈がぽつぽつと点り始めます。町の中心地は人が多いのですが、沿岸部には歩いている人はほぼおらず、高架橋を走る車の音を聞きながら散歩していると全く知らない世界に迷い込んだようでした。
今回の集中講座で思い出すのは海沿いを散歩したときの風景です。少し古くて、太いパイプが入り組んだ工場を見ながら暗い道を歩いてホテルに帰る、廃墟マニアではありませんが、どこか懐かしいような寂しいような気持ちになりました。
まとめ
勤務医から大学院生になって、妻が妊娠して、これからの働き方や、自分のしたいことを考えながら散歩していました。以前の記事でも書きましたが、産業医講習は産業医としての働き方を学ぶ場であるとともに、産業医の視点でこれまでの自分を見直す機会になりました。
大学院生の生活はまだしばらく続きますが、卒業した後の自分は何をしているでしょうか。子供が産まれた後はどんな生活になるでしょうか。学生の時は来年の自分が何をしているか、なんとなく想像出来ていたのですが、社会に出てからは未来のことは全然分からないなと感じます。
せっかく資格を取ったので、大学院生のうちに嘱託の形で産業医として働いてみようと思います。産業医としての就活や、働き方もいずれまとめられたならと思います。これまでの記事が、どんな働き方をするか悩んでいる方、産業医に興味ある方の参考になれば幸いです。
第1回:申し込み方法
第2回:スケジュール・研修内容
第3回:博多・小倉の食事処
第4回:この記事
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